山地から平地の森林に生息し、越冬期になると獲物を求めて農耕地や河川敷などにも飛来するようになります。主な餌はムクドリ類からカモ類までの大きさの野鳥です。樹木などにとまって獲物が近づくまで待ち伏せし、狙いを定めると一直線に飛翔して、足で押さえつけて捕えます。カモ類などの水鳥は足で水中に沈めて仕留めることもあります。
きらら浜周辺でもカモ類が多く渡来する冬になるとオオタカがよく見られ、この地域における生態系の上位に位置します。狩りの場面に出くわすと、迫力に圧倒されるのと同時に、自然環境の豊かさも感じられることでしょう。
タカ目 タカ科
[全長] オス50cm、メス58cm
[時期] 一年中見られる留鳥
新光産業きらら浜自然観察公園 寺本 明広