2025年の山口青年会議所(JC)第70代理事長に就任した。任期は1月から12月末までの1年。「好きです、やまぐち」をスローガンに掲げ、「70年の歴史のなかで先人らが築いてきた信頼を重く受け止め、魅力を備えた人材育成と、地域の課題解決にも取り組む」と意気込みを語る。
入会4年目の2019年に青少年開発委員長を務め、日韓両会員の相互理解促進に尽力したことは今でも思い出深い。コロナ禍などで休止していた「山口公州ジュニア交流隊」も6年ぶりに復活させる予定で、次世代の人材育成にも尽力する。
「入会以来、さまざまな人との出会いや事業を経験するなかで、困った時に助け、助けられる『無償の愛』を学んだ。これまで以上に人のため地域のために貢献できれば」と話す。
4月には、70周年を記念した市民向け例会(講演会)も予定している。
【プロフィル】1986年9月、山口市古熊にある古熊神社の長男として生まれる。大殿小・中、山口高から皇學館大(三重県)へ進学し、神道学科を卒業。その後、京都の松尾大社で6年間神職について学び、2014年に帰山。現在、古熊神社の禰宜を務める。