「山口観光経済シンポジウム―NYタイムズによる山口市選出から1年」が、2月12日(水)午前10時から正午まで、山口大大学会館(山口市吉田)大ホールで開かれる。同大経済学部の主催で、参加は無料。
山口市が、NYタイムズ紙の「2024年に行くべき52カ所」に選ばれてから1年。この間における経済や観光に対する影響を再評価し、今後の地域経済や観光施策への具体的提につなげようと開催される。
最初に、同大経済・農・国際総合科学部によるプレナリーセッション「山口新発見伝-山口市NYタイムズ選出の立役者『山口おでん』の成分分析」。
続いて、山口経済研究所が「山口県経済の特性と観光経済のポテンシャル」、財務省中国財務局山口財務事務所が「NYタイムズ選出後の山口県経済への影響調査」、山口市が「NY タイムズ選出後の観光政策」と題して、それぞれ講演する。
次に、経済学部の学生による発表がある。内容は「NYタイムズ紙選出による経済効果の再推計」(加藤真也研究室)と「盛岡市のインバウンド観光の持続的取り組み」(西尾建研究室)だ。
最後に、参加者(山口財務事務所長、日本銀行下関支店長、山口経済研究所理事長、山口市観光交流課長、湯田温泉旅館協同組合専務理事、経済学部生)によるパネルディスカッション。テーマは「NYタイムズ選出後の成果や課題など」。
主催者は、事前の来場予約(https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdyYnpzLquNIVZF8DOaJfjDTUK0fnNN5bCF_DLuD16XDZzTag/viewform)を呼び掛けているが、予約なしでも参加は可能。問い合わせは、加藤真也准教授(▲083-933-5534)へ。