無電柱化が進行中の場所は、通称山大通りの一部、県道陶湯田線の山口市若宮町から平井の860メートル区間だ。
道路の地下空間を活用して電力線、通信線などをまとめて収容する「電線共同溝」方式を採用して、2017年に着工。現在も幅広な歩道整備とともに工事が進められている。この区間は通学路でもあることから、安全で快適な歩道の確保が主な目的だ。
国は2016年に「無電柱化の推進に関する法律」を施行。県でも無電柱化推進計画として、2021年度から10年間で、県内の幹線道路約40キロメートルの無電柱化に着手している。