「山口自然史同好会」(長冨肇会長)が、2025年度の会員を募集している。
同会は山口高校の開放講座「自然史講座」の受講生らを中心に1993年に発足した会で、「郷土の自然に学び、各地を巡検し、大地の生い立ちの知識をより深めるとともに、会員相互の親睦と健康を図ること」を目的に、約50人が活動している。
活動予定は次の通り(すべて日曜の開催)。
- 4月20日=総会・記念講演「南海トラフ地震と津波~過去から学び、次の大地震に備える」(講師:金折裕司さん)
- 5月11日=阿東・嘉年巡検「石灰岩地帯と阿武川の源流を訪ねて」(案内者:塩見興一郎さん)
- 5月31日(土)・6月1日=島根(県外)巡検「国道9号に沿った活断層」(案内者:金折裕司さん)
- 9月7日=自然史講座「発掘雑感」(講師:村岡和雄さん)
- 10月19日=巡検「南海トラフ地震の津波の伝承地を訪ねて」(案内者:金折裕司さん)
- 11月9日=ハイキング「萩往還 秋の萩往還を歩く 萩駅~明木」(案内者:同会巡検委員)
- 12月7日=自然史基礎講座「星の地図帳~星図について」(講師:亀山俊弘さん)、自然よもやま話「今年の活動を振り返って」(発表者:城市育朗さん)
年会費は5000円(4月20日の総会時に納入)で、巡検費用は別途必要。申し込みは、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、〒754-9897 山口市嘉川5025、長冨肇さん(TEL083-989-6127)へ。締め切りは3月31日(月)。
「山口大学で地質学を教えていた金折裕司さんに、南海トラフや活断層など地震について学べる機会を多く設けた。興味のある方はぜひ」と、同会は入会を呼び掛けている。