受講無料の「剪定(せんてい)講習」が、5月14日(水)と15日(木)の2日間にわたり、山口市環境センター(山口市小郡上郷)で開かれる。安全な脚立の使い方、肥料・水やり、低木剪定の仕方などを学ぶことができる。時間は、初日が午前9時半から午後3時まで、2日目は午前9時半から正午まで。雨天の場合は、同26日(月)・27日(火)に延期される。
対象は、山口市内在住で、シルバー人材センターに入会かつ就業できる60歳以上の人。同センター会員で、新たな分野での就業を希望する人、および1年間就業していない人も含まれる。
初日はまず、剪定・整枝の基礎知識や安全作業のポイントについて座学で学ぶ。その後、剪定技術や土壌、肥料、病害虫防除、使用用具についての実技がある。2日目も、引き続き剪定技術の実技だ。
これまでの参加者からは「講義も実技も楽しく受けることができた」「花木の種類に応じて剪定時期を確認できた」「丁寧に教えてもらい、シルバー人材センターに入会して活動したいと思った」などの感想が寄せられている。定員は10人で、4月30日(水)までの事前申し込みが必要。昨年は受講した10人が入会し、うち8人が就業している。
申し込みは、応募フォーム(https://webc.sjc.ne.jp/yamaguchikenren/activity_2)からか、主催の山口県シルバー人材センター連合会(TEL083-921-6070、FAX083-921-6077)へ申込書をファクスする。受講の可否は、締め切り後に通知される。
同連合会は、「花や樹木が好きな人、剪定作業に興味がある人、経験がなくとも大歓迎。知識や技能を身につけて、毎日に『充実』をプラスしては」と参加を呼び掛けている。