「観光客との『一期一会』の交流を生きがいにしてみませんか?」
山口市観光ボランティアガイドの会(TEL083-928-2000)は、3月30日から4月20日までの毎週土曜日、午前9時半から正午まで「新人養成講座」を開講、受講者を募集している。受講は無料で、講座は座学を中心に行われる。内容は次のとおり。
3月30日=開講式、会の紹介とガイドの心得、香山公園の概要▽4月6日=大内氏と大内文化特定地域について▽同13日=毛利氏と明治維新について▽20日=香山公園内(洞春寺、瑠璃光寺、沈流亭など)での現地研修、閉講式。
同会には現在、約80人が所属しており、1班約7人の交替制で、香山公園一帯の定点ガイドや、大内文化特定地域、明治維新関連施設のガイドを無料で行っている。1回のガイドは30分から1時間半。マニュアルどおりではなく、観光客の要望に沿った内容のガイドに加えて、山口弁を交えた案内が好評で、昨年の利用者は約3万人にのぼる。
受講希望者は住所・氏名・連絡先を明記し、はがきかファクスで同会(〒753-0034 山口市下竪小路12、山口ふるさと伝承総合センター内、FAX083-928-2051)へ申し込むこと。締め切りは3月20日(水)。
「『山口に来てよかった』という観光客からの言葉は、ガイド冥利に尽きます。私たちと一緒にふるさとの歴史や文化を学び、この喜びを味わいませんか」と副会長の山内敏男さん。