在福岡米国領事館のジョイ・ミチコ・サクライ首席領事による講演会が、4月14日(日)午前11時から正午まで、山口県政資料館(山口市滝町1)で開かれる。山口日米協会(林芳正会長)の主催で、聴講は無料。
サクライ氏は、ハワイ州ワヒアワ出身の日系アメリカ人で、オバマ政権下の2016年8月に、福岡に着任した。父が東京生まれで、母方の曽祖父母は100年以上前に山口県都濃郡からハワイに移住した。レイクフォレスト大で国際関係学の学士号を取得後、フランスと日本に留学。国務省入省前には、沖縄県の国際交流員として那覇市で2年間勤務した。入省後は、インドネシア・ジャカルタに2度にわたり赴任。10年から13年には、米国大使館文化交流担当官補として東京で生活した。さらに、イスラマバードやワシントンDCでの勤務経験もあり、後者では国務省情報調査局当直士官や、東アジア太平洋局スタッフアシスタントとして勤務した。夫も外交官で、子どもは2人。英語に加え、日本語、インドネシア語、フランス語を操り、今回の講演は日本語で行われる。
演題は「世界的に重要な日米のパートナーシップ」。問い合わせは、同会の入江正敏事務局長(TEL090-4659-4112)へ。