今回で59回目を迎える「江山会日本画展」が、4月19日(金)から4月21日(日)の午前9時から午後5時(最終日は4時)まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。入場無料。
江山会(TEL083-929-3630)は、1954年に「日本南画界の重鎮」と評される松林桂月の系譜を継ぐ金重菱江(1895~1967)を師として結成された。日本画の会としては、山口県内で最も歴史が古いとされる。現在は、指導者の下で一つの流派を形成するという在り方ではなく、60代から90代の「同好の士」11人が、月2回の勉強日を通じてお互いに刺激を受け、批評しあいながら、自由に創作を楽しんでいる。
会場には、彼らが1年間かけて描き上げた約50点の日本画が展示される。同会では「会員それぞれの感じ方、考え方、技法の違いなどが表れた個性的な作品が出来上がっています。ぜひ、ご覧ください」と来場を呼びかけている。