山口中央高校フィルハーモニー管弦楽団の第21回定期演奏会が、5月2日(木・休)午後1時半から山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。
チャイコフスキー三大交響曲の一つ「交響曲第5番」がメーン楽曲。「組曲『ドリー』より」(フォーレ)は、今年7月に開かれる山口県学校合奏コンクールでの演奏予定曲だ。さらに、同校卒業生で二期会オペラ研修所マスタークラスに在籍するテノール歌手・山中志月をソリストに迎え、「歌劇『リゴレット』より『女心の歌』」(ヴェルディ)や「オラトリオ『メサイア』より『もろもろの谷は高くせられ』」、「カタリ・カタリ(つれない心)」(カルディッロ)、「歌劇『カルメン』より『花の歌』」(ビゼー)などを協演する。
國田華世実行委員長(コントラバス)は「昨年10月ごろから練習を重ねてきた。メーン楽曲は力強い旋律が特長。メンバーの音を支えながら、自らもしっかり心に響く演奏をしたい」、松﨑彩夏副実行委員長(ファゴット)は「美しいメロディーをパートの中で吹き分け、最後まで体力がもつよう気をつけたい。32人の部員全員が全力で本番に臨む」、村中美咲事務局長(バイオリン)は「大曲を演奏する経験はなかなかできないので楽しみたい。華やかな高音の旋律を出し切る」と意気込む。
前売券は500円(中学生以上、当日券は100円高)。同館、YCAM、三好屋レコード店、同校などで購入できる。問い合わせは同楽団(TEL083-922-0032、平日午前8時半~午後5時)へ。