日本画家・平山郁夫(1930~2009)の作品を集めたチャリティー展示会が、5月31日(金)から6月3日(月)まで、山口市民会館(山口市中央2)で開かれる。時間は、午前9時半から午後5時半までで、入場無料。
平和への祈りを込めた「仏教伝来」や、シルクロードシリーズの「パルミラ遺跡を行く」などの作品、約40点が並ぶ。また、特別企画として東山魁夷、中島千波、金澤翔子などの作品も展示される。
展示作品は、原画を特殊印刷した上に、専門の絵師が原画と同様の絵の具を使って彩色し、忠実に再現した絵画や版画など。気に入った作品は、会場で予約すれば購入することもできる。
主催は、全国でチャリティー絵画展を開いている「ほるぷエーアンドアイ」(大阪府、TEL072-805-0595)。
同社は、かつて全国で児童書の販売を展開していた「ほるぷ」が1999年、倒産に追い込まれた際に元社員らが名作を後世に残すという創業の精神を引き継ぎ、2009年に絵画分野で独立した。
収益の一部は、日本ユネスコ協会連盟の「東日本大震災子ども支援募金」、熊本地震の被災者支援などの寄付に充てられる。