ユウベルホテル松政(山口市湯田温泉3、TEL083-922-2000)は、6月9日(日)午前7時から大浴場「千人湯」の外来入浴券を発売する。毎回行列ができ、発売後は数時間で売り切れてしまうプラチナチケットだ。
千人湯とは、1929年から1989年まで同地で営業されていた大公衆浴場の名称で、中原中也や種田山頭火ゆかりの浴場は「千人も入れる」と言われたほど広かった。市民からの望む声にも後押しされ、1998年に「復活」。100%源泉かけ流しで、ジャグジー、低温サウナ、露天風呂などを備えており、2016年にはバリアフリー改修もされた。
5枚つづりが1セットの入浴券(2019年12月19日まで有効)は1冊3500円で、1000冊の限定発売。施設点検の日などを除き、午後3時から9時半まで入浴できる。また、同伴する小学生以下の子どもは、300円で入浴可能になる。
なお、購入者向け駐車場はホテルに用意されていないため、同ホテルでは「公共交通機関か近隣有料駐車場をご利用ください」と呼び掛けている。