1953年に山口市天花に設立、中国地方でも現代舞踊の草分け的存在とされる加藤舞踊学院の公演「ら・あらかると舞踊展」が、6月9日(日)午後1時半から、山口市民会館(山口市中央2)大ホールで開かれる。主催は同学院(TEL083-922-1963)と、YKYBacking(加藤燿子山口後援会)。
同公演は近年、2年に1度開催されており、「演目の大半が新作の振り付け」という今回の舞台には、加藤燿子さん、広田早苗さんら指導者のもとで日々踊りの稽古を重ねてきた研究生約70人が出演。様々なジャンルの曲に合わせ、体の細部に至るまで神経の行き届いた踊りを披露する。
約1時間45分の上演で、2部構成。第1部では「プロローグ」2曲に続き、フラダンス、スペイン舞踊の「異国の風舞」、童謡「靴が鳴る」「兎のダンス」など懐かしい曲に振り付けされた「あの日、あの時」が披露される。第2部では、山口市と親交のあるスペインを表現した作品「スペインに馳せる思い」、「喜び笑える心が幸せの原点であること」を全身で表現した「可喜可笑」が演じられ、学院OBも出演する。
前売り券は、指定席2500円、一般2000円、高校生以下1000円で、山口市民会館、YCAM、山口井筒屋などで購入できる。当日券は各500円高。