山口県ペルー協会(河村健夫会長)は、日本人ペルー移住120周年を迎えた2019年、記念事業を実施。第1弾として1月の「アンデスへの旅立ち」で歴史紹介パネル展示などのイベントを開催し、2月には岩国市出身のケーナ奏者・木村嶺汰をペルー留学へ送り出した。
そして、約3カ月間の「修行」を経て5月に帰国した木村をゲストに迎え、同協会は「アンデスの風を知った~木村嶺汰凱旋コンサート 日本ペルー交流展」を9月15日(日)午前10時から午後4時まで、山口県政資料館(山口市滝町1)で開催する。
山口県人がペルーに移住してから120年間の交流の歴史および同国の魅力を紹介する展示、アルパカ製品を中心としたペルー山口学校支援チャリティーバザーには、誰でも無料で入場できる。
一方、木村やギター奏者の寺澤むつみらが出演するコンサートは午後2時から。宇部市在住で編曲家として活躍中の田中祐樹がキーボードを担当し、ペルーにも通訳として同行した音楽家で指揮者の中野幸郎による独唱もある。チケットは、一般2000円、中学生以下1000円で、山口市民会館、YCAM、山口県庁売店などで購入できる。当日は各500円高。
問い合わせは、同協会の岡孝則さん(TEL090-4802-1936)へ。