センター長を務めるKDDI山口衛星通信所が、5月に50周年を迎えた。「今後も社会のインフラとして、より地域に密着し、地域の支えになりたい」と意気込む。
入社以来、移動衛星通信に携わってきた。24時間365日、非常時の連絡に備えて常に携帯電話をそばに置いている。「災害時のインフラとしても衛星通信が大きな役割を担うようになってきている。運営・保守に努め、新しいサービスにも挑戦していきたい」。また、衛星通信について理解を深めてもらうためにも「ぜひパラボラ館を訪れてほしい」と話す。
山口市へは18年4月から妻、18歳と7歳の息子2人を東京に残して単身赴任中だ。「頻繁には帰れないが、家族と過ごすのが息抜き。こちらに遊びに来ることもあるので、角島や萩へ連れて行ったことも」と父親の表情をのぞかせる。
【プロフィル】1970年10月生まれ、神奈川県出身の49歳。95年慶応大大学院卒、同年4月KDDI入社。茨城、東京本社勤務を経て、2018年4月グループリーダーとして山口へ。好きな言葉は「切磋琢磨」。好きな食べ物は特にないが、「山口の海産物は美味しい」。