友人への感謝、美味しい食事への感謝など、筆文字で「ありがとう」を伝えている大島夕起子さん(50代女性)に、その魅力を聞きました。
3年前、「24時間テレビ」に出演された筆文字アーティスト西村敏昭さんのワークショップに参加したことがきっかけで筆文字にハマりました。
特別なルールはなく、筆を使ってハガキに感謝の気持ちをつづります。たとえば、友人と会った翌日に「幸 一緒にすごしてくれてありがとう」としたためて送る、レストランで食事をした後に「美味しかったです。ありがとう」と書いて渡すなどです。篆刻印はゴムに彫り、彩色は色ペンや木の葉、テープなど身近にあるものを使って施します。
感謝の気持ちを相手に伝えると、幸せが増幅して自分に返ってくるような気がします。