山口大文化会に所属し、秋芳洞の測量などを行う洞穴研究会。現在会長を務める木寺航大さん(20代男性)に、その魅力を聞きました。
山口大へ入学して間もない頃、サークル紹介で洞穴研究会のビラを見て「非公開の洞窟が見られるかも」と興味を抱き入会しました。
秋吉台洞窟の学術的調査を主な目的として活動しています。調査日以外は体育館の屋上を使った昇降訓練や筋トレなどの体力づくりもします。現地へ行くと50メートル以上の竪穴を登ることもあるので、弱音を吐けない分、心身ともに鍛えられます。
実際、洞窟に入ると人間のなせる業を超えた自然の美しさに圧倒され、「地球の芸術」とでも言うべき姿に息を飲みます。前人未踏の地が多いと聞く秋吉台の未知の空間をいつか調査してみたいです。