山口大正門の向かい側にある巨大石が積まれた一角。ゲートのような開口部分から中に入ると小さな“石の公園”がある。
山口大前から秋穂渡瀬橋までの約180メートル直線区間は「山大通り」と呼ばれるが、この通りは、1989(平成元)年から約4年の歳月をかけて整備がなされ、学生と住民との交流を深めるためにこの「街かど広場」(ポケットパーク)が設置された。
山口大正門の向かい側にあるゲートのような巨大石はポケットパーク入り口で、当時の県都市計画課によると、石は「都市の中で自然の存在感を表わしている」という。ベンチやテーブル、約30種の木々が、680平方㍍の敷地内に設置され、1994(平成6)年には国土交通省大臣表彰「手作り郷土賞」にも選ばれた。