140年以上の歴史を持つ阿知須の伝統行事「阿知須浦まつり・十七夜祭」が、きょう6月1日に商店街や漁港などで開催される。
祭りの見せ場は、ハチマキに白装束の男衆が山車を引いて練り歩く「踊り曳き山」だ。毎年、5地区で持ち回り、今年は当番の縄田地区が、午前8時半に縄田コミュニティーセンターを出発し、まちを一巡する。道中、各所で停車し、舞の披露やもちまきで沿道の観客をにぎわす。
午後3時からは、東条地区によって担ぎ出された男・女神輿が恵比寿神社を出発し、築地公園の御旅所に向かう。さらに、女神輿は御神体を管弦船に乗せ、港を遊覧。祭りの締めくくりは、3500発の花火が阿知須浦の海面と夜空を彩る。