女性の振袖など華やかなイメージの成人式。今年の「成人の日」は14日ですが、その由来、ご存じですか?
成人を祝う習わしの歴史は古く、奈良時代以降に15歳前後で行われていた男子の「元服」や女子の「裳着」がそれにあたります。
現在のように二十歳で成人式が行われるようになったのは、第2次大戦後。1946(昭和21)年、埼玉県蕨市で「若者の前途を祝し、激励する」という趣旨で開かれた「青年祭」が最初と言われています。その後、1948(昭和23)年に国民の祝日として「成人の日」が制定。2000(平成12)年からは1月の第2月曜日に変更になりました。
ちなみに、民法の改正により、22年4月から成年の年齢が18歳に引き下げられます。成人式も、時代に合わせて変化するかもしれませんね。