カレンダーや手帳に小さく書いてある「大安」「仏滅」などを六曜と言います。その由来や意味、ご存じですか?
六曜とは中国で生まれた暦のひとつで、先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口の6種類が順番に繰り返されるものです。日本には14世紀、鎌倉時代に伝わりましたが、時代とともに呼び方や順序は変わっていきました。現在の形になったのは、江戸時代の後期のことです。
それぞれの意味をみてみましょう。先勝には「先んずれば即ち勝つ」という意味から、午前は吉とされています。友引は、もとは「共引き」という意味で、「勝負の決着がつかず、良くも悪くもない日」とされていました。現在では葬儀を避けることが多い日になっています。(次回に続く)