麻しん(はしか)が関西地方を中心に流行中です。感染や予防法について、県健康増進課に聞きました。
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般には「はしか」と呼ばれています。
日本では、15(平27)年に麻しんの排除状態になりましたが、その後も海外で感染した患者をきっかけとした感染事例が、あちこちで見られています。 今年に入って、関西地方を中心に患者数が急増しています。昨年4月に沖縄県を中心に起きた集団発生事例を上回るペースです。
麻しんウイルスは感染力が非常に強く、発症率が高いことから、連休など時期的に人の移動が活発となることを考えると、広い地域で患者が発生する可能性があるため、予防接種などの対策が重要になります。(次回へ続く)